2017-2018 年末年始の営業

年末年始につきまして、
当店、以下の日時にて営業をさせていただきたく思います。



12月23日(祝)… 営業
12月24日(日)… 営業
12月25日(月)… 営業
12月26日(火)… 17時までの営業
  :
《年末年始休業12/27~1/5》
  :
1月6日(土)… 営業
1月7日(日)… 営業



翌週以降は通常どおり、土曜・日曜・25日の営業となります。









                           百芍丹
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# by h_s_t | 2017-12-13 21:48 | 営業・休業のお知らせ

紀伊探行





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「禁視の神々」展、たくさんの方々のご来店、本当にありがとうございました。

企画展を終えて、店頭を平素の当店陳列に戻し
週の前半まで、紀伊半島の奥地をうろうろとしておりました。




路面凍結や通行規制が始まっており、
冬季は最後の探索行となるかと思います。



応仁の乱で知られる畠山総州家の義就の敗走の足取りを少し調べながら、
室町以降の熊野における人馬の流れを少し追ってみたいなどと。


















自分は、深く仏教に帰依しているという人間でもなく
かといって、敬愛する僧侶の方々がご来店のたびに話していただけるさまざまは
とても自分の視点や、言葉にしづらい何かを
ほぐすかのようにはっきりさせてくれ、その後の方向を豊かにしている気がします。

何より、店主や客としての顔はいらない、ゆえに互いに逆に礼を欠かないような
素直に接しあうその時間に感謝しています。



















熊野の山中。

こんなところにも集落があるのか、というような山腹に
貼りつくように人家の煙や灯が見えたりします。


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その近くや稜線上の所謂境界には、さまざまな 守られた石仏や祠、
神とした、神となった、これもまた守られた石や木があります。



こうしたものに触れる刹那刹那に、前述の敬愛する方々を何故か思い出し
朴とした仏や、山そのものが現れ出たかのような巨石に
自然と何か拡張されたような、ちょっといい自分の面に
会うようになっていた気がする。

多分、多くの方もそうだろうと思います。



そして、どの集落の方々も、よそからきたよく分からない自分にも
笑顔で、とても嬉しそうに石仏や木像、岩、淵の由来や話をしてくれる。




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自分は、これらの仏や岩や木を守る人たちが
守られている仏や岩や木と、どこかとても似ている 深い印象を
いつも感じます。




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                             百芍丹
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# by h_s_t | 2017-12-13 21:39 | 日々のこと

「禁視の神々」展 三週目へ

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たくさんの方々のお越しに重ねて御礼を申し上げます。

二週目を終えさせて頂きました。

加えて、さまざまな品々を。









神社仏閣による札類に対して、札売りたちによる
さまざまな民間流布の札類。
神仏、自然崇拝、信仰、迷信、まじない、土俗習俗、生活習慣
さまざまなものが習合した形態をとるものも散見されます。


札をもたらした彼らは、17-19世紀の日本に最も多種多様に現れ、
講による予祝(よしゅく)を行ったり
神仏に対する参詣・祈願あるいは修行や水垢離(みずごり)を代理として行うことに始まり
諸国行脚し角付(かどづけ)を行いました。


後期には江戸市中や都、大坂(大阪では「誓文ばらい」とも呼ばれる)を徘徊して、
軽口、謎かけ、住吉踊り、あほだら経、
地方部へは住吉踊り、かっぽれをはじめ、念仏踊り系統の
祈祷とも芸能ともつかない(そも分別の要が無いのかもしれません)
さまざまな宗教意図をもった文化の流布を行います。


個人的な観の時代考証ですが幕末から明治初頭は特に
版元を兼ねたと思われる場所に集団居住を定期的に行っており
(出典:小沢昭一『私のための芸能野史』p.198-234他)
ある種の組織を構成していたことも分かってきています。




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出典:絵本御伽品鏡 - 1739 publicDomain Japan
(この後の江戸中期以降、裸での物乞いが禁じられ法衣などを着る)








彼ら札売りの現在の研究的な分類は、乞胸と同様に賤民ですが
被差別的な内容を多くはほぼ伴わず
常在する人々と区別し、非常在の民とすべきかと自分は思います。




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大型の品々や軸類も、さまざまに旅立ち、
新たに不可思議な品々を。


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近江野洲郷 白蔵主憑依除けと思われる民間護符
能登 髭曼荼羅(墨跡裏面 総弁柄入れ)
能勢法華 墨打    御売約 個人蔵






【現在、当店企画展中のレイアウトを執っております】
11月11日(土)~12月3日(日)の会期にて、企画展『禁視の神々』展を
行っております。通常の品揃えやレイアウトと異なる店内ですが、どうぞ
宜しくお願い申し上げます。→ 
「禁視の神々」展 11/11(土)-12/3(日)










                   百芍丹

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# by h_s_t | 2017-11-21 22:23 | 営業・休業のお知らせ