花 間 一 壼 酒 獨 酌 無 相 親 舉 杯 邀 明 月 對 影 成 三 人 月 既 不 解 飲 影 徒 隨 我 身 暫 伴 月 將 影 行 樂 須 及 春 我 歌 月 徘 徊 我 舞 影 零 亂 醒 時 同 交 歡 醉 後 各 分 散 永 結 無 情 遊 相 期 邈 雲 漢 ― 月下獨酌 《四首》其二 李白 / 701 – 762 酒をひと壺持ち 花の間に座り、 誰も友がいない中、一人で酒を飲んでいました。 酒の盃を持ち上げ、満月が昇ってくるのと相対すると、 自分の影と向かい合い、月と私と私の影、三人になっていました。 月は酒を飲む気持ちというものにはなっておらず、 私の影は、私の仲間となって、私に寄り添うようでした。 しばらくは、月明りが私を照らし 影をつくって、 私の仲間となってくれていました。 外の空気を楽しむのは、春が良い。 私が歌うときには、月はあちらこちらを彷徨うようであり、 私が舞うときには、私の影は乱れ散りいくような、 そんな 愉しいひとときでした。 楽しい遊びを終わせる頃、月に本当は心などないと知りつつも。 互いに、また楽しもうという約束をして 彼は はるかに遠く、 天の川の上へとかかっていきました。 元-明 獅子型燭器 ※燭は蜀の派生語。蜀は本来、虫の意味で、じっとうごかないという 意味を伴い、燭は、虫のようにじっと動かない火を指す。 百芍丹
by h_s_t
| 2015-01-19 22:15
| 品々のこと
|
hyakushakutan
2016年8月より、烏丸今出川の新店舗へ移転再開いたしました
毎週 土曜・日曜 と25日 13時-18時にて営業です hst_kyoto.4 All rights reserved. Reprint is prohibited. 器物の撮影写真、文章等は百芍丹に帰属します。無断での使用、複製、転載、部分転用など、恐れ入りますがご遠慮ください。 カテゴリ
以前の記事
2022年 02月 2022年 01月 2021年 11月 2020年 01月 2019年 12月 2019年 07月 2019年 06月 2019年 04月 2019年 03月 2019年 02月 2019年 01月 2018年 12月 2018年 11月 2018年 10月 2018年 09月 2018年 07月 2018年 06月 2018年 05月 2018年 04月 2018年 02月 2018年 01月 2017年 12月 2017年 11月 2017年 10月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 06月 2017年 05月 2017年 04月 2017年 03月 2017年 02月 2017年 01月 2016年 12月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 08月 2016年 05月 2016年 04月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 その他のジャンル
最新の記事
画像一覧
|
ファン申請 |
||