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8/2(土)の営業と3(日)臨時休業 のお知らせ

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暑い日が続きます。









そして、ある日
どすんという音とともに、
また屋根が抜けてしまいました。




工事準備のため、8月2日(土)は14時頃からの営業
なります。
また、まことに恐れ入りますが8月3日(日)は臨時休業にて
応急処置に当たりたいと思います。






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1世紀近い年月の中、瓦の下に無数の蔦が入ってしまい
瓦を持ち上げ、雨を入れ、屋根床を傷め
が繰り返し起きてしまうようで、何とも格好の悪い話で
ご来店予定のお客様各位にはお詫び申し上げます。





二階ひさし部分が片抜けし、蔦もろとも下土が大量に落ち
隣家の方に大きなご迷惑をかけてしまっているので
急ぎ修繕仕舞いしたいと思います。





先般の工事休業で一旦終わりかと思ったのも束の間。

もはや、店舗母屋との格闘になってまいりましたが
喧嘩するほど仲が良いという、格好悪い笑い話で何卒ご容赦を・・・










                   百芍丹

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by h_s_t | 2014-07-29 22:45 | 営業・休業のお知らせ

水氣

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なみなみと、水を張るだけで
ひやりとした水気(すいき)を
四囲(しい)に溢れさせる器物もあります。


草花などは、一輪、一枝さえも邪魔に、
水だけで、彼らは完結するように思います。






























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幼少の頃、潜った川
淵の明暗や
水の中で聞こえる流れの音、
川の底流の水の冷たさ



水気に触れたくなるのは
暑さからだけではなくと、
烈日の光差す陰に思います。









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  夏河を  越すうれしさよ  手に草履

                   ― 与謝 蕪村 / 1716 - 1784
























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 李朝 魚藻文壺    御売約 個人蔵








                   百芍丹


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by h_s_t | 2014-07-23 15:27 | 品々のこと

暑中  不易流行



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 『 暑気いたりつまりたる 時節なればなり 』

                   ― 太玄斎(松平頼救) 「暦便覧」 / 江戸後期













そうともして、小暑大暑の暑中は
盆という
変わらぬかに見える夏の終りの準備も、
静々とはじまります。






















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 念力の  ゆるめば死ぬる 大暑かな

                   ― 村上 鬼城 / 1865 – 1938





















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 生きかはり  死にかはりして 打つ田かな







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 染付 連子桶に蔓文 猪口〈江戸時代後期〉   御売約 個人蔵
 染付 総蔓文 猪口〈江戸時代後期〉








                   百芍丹

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by h_s_t | 2014-07-17 22:15 | 品々のこと

7月12日(土)の営業時間につきまして

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ご取材対応にて、7月12日(土)の開店時間を
まことに恐れ入りますが1時間ほど遅らせていただきたく思います。

皆さまには平伏の次第です。



  7月12日(土) ・・・ 14:00頃の開店となります













                        百芍丹

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by h_s_t | 2014-07-08 18:57 | 営業・休業のお知らせ

ありがとうございました

再開の二日間は、雨天にもかかわらず
たくさんの方にお見えいただき
山々の感謝を申し上げます。



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李朝、唐津、伊万里、漆。
さまざまなお話しを多くのお客様と楽しめ、
爾つる時間に、有り難く思っております。













終刻、 雨音の中、
鎮座の丹生都比賣の水神が
笑みかけてくれたような
星合前の夜でした。




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   懸幕も恐こき
   丹生都比賣大神の廣まへに

   おそれみ畏みも
   祈願圓満
   感応納受
   しめ給へと申す


   天福皆来
   地福圓満
   神道神力
   一切諸願成就
   守らせ給へ












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 水神 神像〈熊野/辯才天形 江戸期〉   御売約 個人蔵




                   百芍丹

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by h_s_t | 2014-07-07 17:13 | 日々のこと

お片付け 終わりました

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屋根の補修工事で長らくお休みをいただいき
一重にご迷惑をおかけしておりました当店ですが、
僭越ながら、今週末の7月5日(土)より営業再開となります。
















相変わらずの草臥れた町屋にて、お客様をお迎えするのも恐縮ですが、
お近くにお見えの際は、御足を向けていただけましたら幸いです。






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夏の日の 夕かげおそき 道のべに

               雲ひとむらの 下ぞすずしき


                       ― 楊梅兼行 / 1254―没年未詳













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部屋ぬちへ 小暑の風の  蝶ふたたび


                       ― 皆吉爽雨 / 1902-1983




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ふたたびの出発は、骨董という空で花を探す蝶の如しですが
泊蝶を終えさせていただき、童舞の胡蝶のように
初い気持ちで頑張ってまいりたいと思います。




※The photograph of the first row ― Public domain (United States)
 From/ The archives of the Museum of Science Boston.
 Photographer/ Edward Sylvester Morse(1838 – 1925)
 - "Japanese Girls - Meiji Era"








                   百芍丹

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by h_s_t | 2014-07-03 16:12 | 営業・休業のお知らせ

鬼灯(ほおづき)月

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夜明けの晩(午前1時頃)。
夜風に書物、文物をさらす風習から 名がとられた文月。※



盛夏の夜と異なり、心地よい夜風の中
文(ふみ)が、灯り家(ともりや)を目指して
漂っているかのような思いもめぐります。











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吾(わが)歌を よろこび涙 こぼすらむ

               鬼のなく声 する夜の窓






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灯火(ともしび)の もとに夜な夜な 来たれ鬼

               我(わが)ひめ歌の 限りきかせむ







人臭き 人に聞(きか)する 歌ならず

               鬼の夜ふけて 来(こ)ば つ(告)げもせむ

















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凡人(ただひと)の 耳には いらじ 天地(あめつち)の

               こころを妙(たへ)に  洩(も)らす わがうた


                       ― 『 曙覧の歌 』 正岡 子規 / 1867 – 1902










 高蒔絵 鬼灯漆皿〈江戸時代〉      御売約 個人蔵

※文月/呼称の起源には異説あり。また、習俗は仏教伝来以降や五行思想伝来以降に
 さまざまな習合のもと、七夕など、形を現在に留める。
※鬼灯(ほおづき)/ 観賞用や食用として栽培される夏季に結実する多年草。平安時代よ
 り鎮静剤として利用されており、仏教習俗以降の盆には、果実を死者の霊を導く提灯に
 見立て、枝付きで精霊棚に飾る。
 ナス同様に微量のアルカロイドが含まれているため、妊娠中の女性が多食した場合、流
 産の恐れがある。









                   百芍丹

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by h_s_t | 2014-07-01 16:36 | 品々のこと