理想形















               hyakushakutan

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# by h_s_t | 2018-07-12 19:07 | 日々のこと

夏とサブカルチャー




別ユニット側の活動、告知不足で初夏活動のあれこれ、
全くwebの更新を怠っていましたが、5月の能勢山中に続き
8月に神戸で行います。

百芍丹では禁則的であったようなことも、
わずかながら出せていければと思います。
先方(皆さん敏腕ですごいなと感じ)から何かテーマがあれば、と
お話しいただいたのですが話の当初は「特に無いようなです。すみません。」
と回答していたのですが、分かりづらい表現で言うと


“ 目の合う人。 ”


というような道具や骨董を展開できればと思っています。

分かり易く『サブカルチャー投影した骨董』という副題です。







まだテーマは仮打ちなのですが「言葉遊びがすぎる」との軽い白眼視や舌打ち、お叱りに平伏しつつの解釈は、
自覚なくサブカル的接点を結んでいる場合や人々は店主でさえ多いはずで(モノが好きな店主ほど習性として強くあるはずで)、
目立たぬ形でサブカルチャー化した骨董というようなものを自分なりにやりたいと思っています。





存外、骨董とサブカルが ある一面で蜜月関係にあることを、
古道具という ややもするとスノッブなまでに便利に酷使された言葉を一旦は忘れて
俯瞰いただければと感じています(しかしてこの十日間は古道具とも称し矛盾しますが、
それもまた80年代のサブカルが謳った、アイドルでありながらアイドルではない
といった宣言が当時は持て囃されたような伝統的手法の、2000年代以降の
露見をなぞるものかとも思います)。

エヴァンゲリオンが膨大なる引用の果ての集積産物であることはあらゆる研究によって周知で、
もののけ姫などは一層分かりやすい紀記や民俗学基礎論などのモザイク状引用の集積ですが、
サブカルを含むほぼ全ての文化的産物に引用の無いものは知恵の深化上無いはずです。







展示予定の暴走族のシックな特攻服と、同予定の江戸期襤褸のデストロイな野良着
(顕著にここ数年での浸食作用を無慈悲に受けたカテゴリにも感じる)を見比べると、
必然性の生んだクラフトであることは何れ間違いなく(このような対比展示はごく一部のみ予定ですが)。

結局、これらを見た者が情報を蓄積するのか一過消費するのか、それとも誤解するのか、
またはあえて情報という文脈を切る(これさえも恐らくは一つの編集行為でもあるわけで)のかが、
一つの分水嶺であることは確かですが、案外それだけでもないとも思っています。

主題を、誰もが経験する『初動』の興味と不安に絞りました。






サブカルチャーとは芥川賞的に対極にある(美や芸と入った時点で)「古美術」や「民藝」、
これらとも全く異なる隔絶した展示で良いと考えています。

続け様に書籍に例えると、文壇モノでもコミックでもないので表面的には面白くないものかもしれません。
喉越しは良さそうでいてそこそこ悪いです。
流行の先端線の一つである名店からのお声に心引き締まり、馴染みある神戸で鋭意頑張りたいと思います。













目下、品筋も告知案も仮打ちですので、活動の推移などは
別途web上にて詳細をお知らせできればと思います。




こういうテーマ展示を行うことは骨董や古美術の品位を下げるとお怒りの面もあるかと思いますが、
下げるを最も気にされているのが『業界的異物混入』と『相場感』という気付きもしないメタファであり、
またそれに影響はないはずで、ある一面を考察することに自身は恐れず邁進したくです。



恐縮ですが、どうぞ宜しくお願い申し上げます。




















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電子上の情報化が進み、SNSを含めて(自分もしているわけですが)
情報量は人間が平素に対面する情報量の臨界をかなり以前から日々こえて流れるわけで、
批評家、民俗学者である大塚英志氏の研究の言を借りると
東北の民話などが分かりやすい例なのかもしれませんが、一人の人間が物語れる
物語りの限界は200~300であるそうです。






現実はこれを超える物語は映画だけでも膨大な量が制作され、
もはやどれがどれだかわからないままに情報可視が可能な現代の"量"においては
情報の作り手よりも聞き手の欠落さえ起きるわけで、
量的な例話を加えると、10代後期からのTV離れやLINE離れは、
言を待たず コンテンツの良否が問題なのではなく、もはやその流れ続ける
「量」が因子として少し感じとれます。

ならばひとまずは消耗に値する情報は(生命危機的な専門的や火急的な情報を除外すると)
ネット上ではそれが例えマッチポンプ的なものであれ「わかりやすさ」というものに
多くの人は好感して情報消費をするのかもしれません。










しかしながら、骨董や古美術において「わかりやすさ」とは何かと問われると
「美」というような歯が浮くフレーズは案外使われないもので
精神性という「わかりづらさ」が、分かろうとする「自発」という遊びに参加させる最低条件を
担保させてくるわけで、分かりづらい人間に何故か興味を惹かれることに等しく
その「何故か」の部分を実験的に掘れればと考えています。














結局、この文章自体がわかりづらく笑、
応して当店という情報はいつまでも一皮むけないわけですが
むける必要もないなと思ってもいますので
情報社会の中では生き残る可能性は極めて低く、現実社会の中の活動を
楽しく前向きに思う夏です。












                        百芍丹

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# by h_s_t | 2018-07-11 20:53 | 日々のこと

7/7(土) 荒天により臨時休業させて頂きます

首記のとおり、西日本を中心としました荒天の影響を考え
交通機関の不具合など安全面を考えまして、
臨時休業とさせて頂きます。



翌、7/8(日)は通常通りの営業を現在予定しております。

どうぞ宜しくお願い申し上げます。



         百芍丹
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# by h_s_t | 2018-07-07 00:05