立夏、小満を過ぎ、 芒種、夏至へと。 日は洋々と長くなり 洋々の文字が指すままに 水の気の広がりも肌身に感じる週に思います。 皆、赤い夏へと入っていきます。 かぎろひ(陽炎)の 夕べの空に 八重(やへ)なびく 朱(あけ)の旗(はた)ぐも 遠(とほ)にいざよふ ― 『赤光』 斎藤 茂吉 / 1882- 1953 日本人は古来、中国古代哲学の易・五行によって、 この重要な一年という時間をも構造化し、 その四季の順当な推移を、 人間の側からも促し続けて来ているのである。 換言すれば、 四季の推移も自然に任せきりにすることなく、 その折目節目に、祭り、年中行事を配置して、 その調整に心をくだいている。 ― 『五行循環 十二支』 吉野裕子 / 1916 - 2008 根来盆 〈桃山-江戸期〉 御売約 個人蔵 ※朱夏/五行思想において「青春」「白秋」「玄冬」に並び夏を表す色。色の差異は 方位にも通じる。それぞれを人の一生に置き換えて表すことも。 【工事休業のお知らせ(7月4日まで)】 建物(屋根等)の補修工事のため、5月・6月は店舗をお休みさせて いただきます。少々長い休業にてまことに恐れ入りますが、ご了承・ ご高配賜りましたら幸いです。 7月5日(土)より営業を再開させていただきます。 詳しくは「7/4まで休業のお知らせ」を併せてご覧くださいませ。 百芍丹
by h_s_t
| 2014-06-02 22:14
| 品々のこと
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hyakushakutan
2016年8月より、烏丸今出川の新店舗へ移転再開いたしました
毎週 土曜・日曜 と25日 13時-18時にて営業です hst_kyoto.4 All rights reserved. Reprint is prohibited. 器物の撮影写真、文章等は百芍丹に帰属します。無断での使用、複製、転載、部分転用など、恐れ入りますがご遠慮ください。 カテゴリ
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