六花に朱


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小寒を過ぎ、大寒入まえ


冬もいよいよ真剣に。





















六花、霏々(ひひ)、風に舞う











朱の漆たちは、そんな節季の中に出会うと、
灯された火のような
燦然とした生命力のような
そんなものに思えるときがあります。



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<武田教授の言葉から>


でもね やがて桜も咲くし

たんぽぽも咲きますよ。

あの雪が消えてしまふと

一面に黄色になつて

おてんと様と雲雀とが

揺るを見合ってゐるやうな日が続きますよ。

まあ それまでお待ちなさい

それは夢のやうに来ますよ。


           ―『雪明りの路(冬の詩三篇)』 抜粋  伊藤 整 / 1905 – 1969











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琉球漆器 四方皿   御売約 個人蔵

※六花(りっか)/ 雪の異称・敬称(銀花など)
※霏々/ 雪の静かに降る音、たたずまい。








                               百芍丹
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by h_s_t | 2015-01-13 10:10 | 品々のこと
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