夏日の余花


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寒暖も激しく、少し真夏を思わせるような日があったりの昨今です。




暦にては既に立夏を前にしていますが
仕入れの道中、山深い道を車で走っていると
青葉繁る中にゆったりと花を点ける山桜が
四月の終わりといえど稀にいます。


初夏の頃、木立の中に悠然と咲く桜花を 「余花(よか)」 といいます。







  余花に逢ふ 再び逢ひし 人のごと

                   ― 高浜虚子 / 1874 - 1959






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その姿に、呑気な花という印象は微塵も無く、
流されることなく自分は自分であると、
自分にあった時節を自分の肌で感じ
咲き誇る花のように思います。
















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夏を思わすような週半ば。

あの山桜も散り、瑞気満ちたるような青々とした若葉を
元気に伸ばしているだろうかと。











  水うてや 蝉も雀も ぬるゝほど

                   ― 宝井 其角 / 1661-1707














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by h_s_t | 2018-04-22 19:42 | 日々のこと
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