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企画展 「あの世の民藝。」 を終えて



タイトルは、ご高覧前のご意見がかなり分かれるかと思われた今回の企画展。
本当に多くの皆さまに 御み足を運んでいただき、過去最も多いご来場となる展示となりました。


ここに深く御礼を申し上げ、平伏と感謝の次第です。
ありがとうございました。








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展示構想からは4年が経過しつつも、時期尚早であったかも知れず。
とはいえ何かが熟した感もあり、
他の方々の眼からは何の変化も、と見えたのかも ですが
自身の中では大きな節目のような品々の準備と構成を要した展示で、
つたない内容ではありましたが、今までで最も緊張し、
そして展示までの準備を最も楽しませていただいた展示でした。





工藝や服飾、文化、遺物などを通して、日本列島と大陸を繋ぐ民俗を見る事。

「日本人」というものの輪郭を観て、その工藝を楽しむ上で、
日本の遺物からの情報だけでは永らく片手落ちな感が自身否めず
5年ほど前から 人目に触れずゆっくりと
ゆっくりだけど意欲的に、大陸の品々に触れてきました。



たくさんの発見や驚きに満ちた、スリリングでふくよかな時間で
個人的な感とはいえ、品々からは名状しがたい力や豊かさを感じ
その楽しみと、日本の工藝や文化への連続性をその中に観ることができました。

それは換言するとオーソドクスな骨董や古美術の世界からも一旦は離れて、
物を物として観る作業や仕事、そして楽しみであったように思い
少しずつ、手探りの勉強ではありましたが
心が震えることが何度もあったように感じています。




それらを自分の視野の中の品として骨董や古美術の世界にフィードバックするのに、
未消化のままでは店にもどこにも入れることも出来ず 5年もの時間がかかってしまいましたが、
こうして自分の眼に少しだけ融合させることができ、自分の心の中の成果物に
自分にしか分からない拙い小さなことですが とても満足しています。


















日本の民俗や土俗、というイメージが強いかもしれない当店ですが
大陸側をじっと見つめていたもう一人の自分とようやく手を握ったような
アンダーカレントとして流れていた伏流が合流した今、
この先の自分や店は日本や大陸にこだわることなく
工藝を通して民俗や民族性、風土をこれからも愛する店でありたいと思います。

そしてこの先も佳い方々と交わってまいりたいと。








今後ともお力添えや叱咤、ご教示を、みなさまどうぞ宜しくお願い申し上げます。


みなさまの佳き新年の迎えを祈願しまして、重ねまして感謝の言葉に。








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百尺丹


by h_s_t | 2018-12-28 22:41 | 営業・休業のお知らせ
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